Beautiful World
Beautiful World'10

ご挨拶

より満足の頂ける音楽イベントへ

Beautiful World

前回、近隣住民の皆様のご理解をはじめ、多くの皆様からご協力をいただき、
大きな第一歩を踏み出すことが出来ました。 初めての挑戦だったので未熟な点が多々あったと思います。
その中で多くのお客様から「来年もぜひ!」というお声を頂きました。
私自身も継続しなければ意味が無いと考えています。

昨年は以下のようなご挨拶をさせて頂きました。

伊那地域は田舎です。多くの若者が高校卒業後、都会に飛び出ていきます。

夢を叶える為に都会に行く者、夢を見つけに都会に行く者、都会そのものに憧れを抱いて行く者、様々な理由はあれど、根本的には「田舎じゃ無理でしょ」という諦めの気持ちがあります。

これは私自身、多くの同世代と接する中で実感として感じています。

正直なところ、若者だけではなく老若男女問わず、そのような感覚があるのではないかとも思います。
たしかに人口が少ない田舎は都会よりも何かを成功させる可能性は小さいかもしれません。
しかし本当に「田舎じゃ無理」なのでしょうか?

伊那地域の未来に向けて本当に大事なことは、
「田舎でも出来る!」「田舎も面白い!」という感覚ではないでしょうか?

それは「田舎ならではの暮らし」ではなく、都会に対する反骨精神のような「田舎からの発信」です。

今回の「Beautiful World’09」の開催にあたり、音楽の面白さを伝えることはもちろん、「田舎でも出来る!」「田舎も面白い!」ということを証明し、次世代を担う活力を育もうと考えています。

あえて“理想”を掲げなければいけない時代です。
若輩者ですが、ご理解を頂きたく思います。

基本的な理念は今年も変わりありません。
ただし、私自身が多くのイベントを開催してきた中で感じている事は「2回目以降の難しさ」です。
初回には無い過去が付き纏います。そしてそれはこれからずっと続きます。
期待も失望も黙殺も「過去の実績」が左右します。 期待にせよ、失望や黙殺にせよ、難しい勝負になることに違いはありません。 より満足のいただけるイベントを創り上げるしかないのです。

コンセプトに意味を持たせるだけのイベントを創り上げる為に今年も動き出します。
2010年再び、多くの皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

ide:realism 代表
大澤 良太朗

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